歯根端切除左下7番(意図的再植術)

患部X線画像

術前
術直後
術後1年

治療の概要

歯ぐきが腫れて、膿が出てくるということで来院。
歯根の先に大きな膿が溜まっており、その膿の中に前の治療の際に詰めた充填材が迷入してしまっている。
根管治療では治癒しないと判断し、意図的再植術(一度歯を抜いて、口腔外で歯根端切除術を行い、再び抜いた場所へ歯を戻す手術)を行った。
1年後の経過観察では、溶けていた顎骨も回復し、完治。

リスクと副作用

  • 手術後に一過性の痛み、腫れがあります。
  • 稀に、手術後に皮下出血が起こることがあります。
  • 上顎奥歯の手術では、一時的に上顎洞に炎症が生じることがあります。
  • 下顎奥歯の手術では、一時的にオトガイ部の感覚麻痺が生じることがあります。
  • 歯根端切除術で治癒しない場合、抜歯となる可能性があります。

治療費(税込)

  • 意図的再植術(大臼歯) 110,000円